相模原の寺社・文化財 -さがみはら百選-
栗原神社
栗原神社
祭神:豊受大神・天御柱命・国御柱命・道友大神・稚日留女命

 当社につたわる「栗原寺社村鏡」の写しによると「相模の弥市」といわれた中栗原の豪農、大矢家の先祖が、天正元年(1573年)王子大権現を勧請して祀ったのが起こりと伝えている。
 宝永3年(1704年)再建の記録があることや、昭和42年に伐採された杉のご神木が樹齢七百数十年といわれていることを考えあわせると、当社は大変古い年代に建立されたことがうかがえる。

 永い歳月、王子権現社は中栗原の守り神として人々の心の支えとして崇められてきた。
明治6年栗原地域内に祀られていた、絹張社(小池、握財社(上栗原)、山王社(芹沢)、若宮社、龍蔵社(下栗原)は、この王子権現社に合祀され、当時の栗原村の総鎮守となり、社名も栗原神社と改称されている。

栗原神社の例祭日:9月の第1土曜日。
 栗原地区の5つの地域から、祭衣装を身につけた囃子連が威勢よく祭太鼓を奉納。競演する様は壮観。


所在地:座間市栗原中央4−4−14
交  通:座間駅から長後西口行きバス神社前下車徒歩1分
問合先:文化財については座間市生涯学習課 046-252-8476

座間市最古のシラカシ
座間市最古のシラカシご神木シラカシ
 シラカシは関東地方の代表的な樹木であり、座間市内ではかって「樫の森」と呼ばれるたくさんの大木が生えていた。
 しかし近年ほとんど枯死してしまい、大木は見られなくなってしまった。
 このシラカシは「樫の森」の1本であったもので、護王姫社の大ケヤキとともに、かながわの名木100選にも選ばれている市内に現存する最古の大木である。

社殿の左奥にあり、目通り周囲が3.6メートル、樹高約20メートル、樹齢500年前後で市指定天然記念物に指定されている。
参考資料:神社掲示板より
資料提供:「あった!栗原神社」ホームページ


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