相模原の寺社・文化財 -さがみはら百選-
烏山領制札場跡
 制札場(せいさつば)は、江戸時代に幕府や藩の命令、知らせなどを立てた場所であり、市登録史跡となっている。

 田名村は享保13年(1728年)以後明治維新まで烏山藩(栃木県那須郡烏山町)大久保氏の領地であったため、この制札場が残っている。

烏山領制札場跡
 「新編相模国風土記稿」には市域17か村の制札場の記録はあるが、田名の烏山領制札場以外は残されていないという。

 田名村では昭和4年に「烏山領制札場旧跡」の石碑を建てるなど、地域の人々によって保存されてきた。


所在地:相模原市田名4997−1
交  通:JR淵野辺駅北口、橋本駅南口から望地キャンプ場行きバス「田名小前」下車
    小田急線相模大野駅から水郷田名、上溝駅行きバス「田名小前」下車
問合先:文化財については、相模原市文化財保護室 042-769-8371

参考文献:相模原市教育委員会「相模原の文化財」

 

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