地域で作られたものを地域で食する「地産地消」の機運がたかまり、相模原近辺では各地で「市民朝市」が開催され、地場の新鮮な野菜を手頃な価格で提供するまとまった場として、近隣の皆さんに大層親しまれている。野菜を中心に豆腐有り、おすし有り、卵有り、切花有り、場所によっては威勢の良い魚屋の呼び声も聞かれ、入れたてのコーヒーの香りも漂う。常連の客とのやり取りも和やかで、「市民朝市」はすっかり生活に溶け込んでいる感じである。
　写真は「大和市民朝市」　朝霧市　引地台公園

　「相模原市民朝市」は、北部地区と南部地区の２箇所で開催。北部地区の市民朝市は、平成４年、南部地区は平成５年より始まった。市の協力を得て「市民朝市運営協議会」の会員の皆さんが運営されている。両地区で同じ店が出店。それぞれのお店は台の前に右のような看板を架けていて良心的な感じ。出店数は１７〜１８店ぐらい。地場野菜を中心に、豆腐・こんにゃく・すし・和菓子・肉まん・あんまん・酒饅頭・手作りケーキ・手打地粉うどん・手打そば・梅干・たくあん・野菜の即席漬け・キムチ・味噌・地粉・お茶・切花などと品揃えも豊富、年末などは押すな押すなの賑わいとなる。母の日のカーネーションのサービスや、豚汁が振舞われることもある。

開催地：相模原市農協本店前駐車場（農協本店前の道路を挟み向かい側）
　　　　　相模原市中央区中央６―１０―１０（相模原市農協本店）
開催日：第２・４日曜日 　４〜９月　朝７〜８時。１０〜３月　８〜９時。
交 　通：JR横浜線相模原駅より徒歩２０分
　　　　　ＪＲ横浜線相模原駅からバス、「学院前」下車すぐ
問合先：相模原市役所農政課　042-769-8239

採れたての野菜は１００円〜３００円程度に小分けして買いやすい。値段も手ごろ。	生みたての卵はお客が列を成している。	手作り地粉うどん・そば、添加物なし、美味しいよ。

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　　「相模原市民朝市」　南部地区（市南合同庁舎駐車場）

「さがみはらのめぐみ」の旗のもとに、品数もなかなか。	餅・饅頭・巻きずしなどなど盛り沢山、大変な人気、すべて１００円。	茄子漬、１１個で２００円位。身がしまっていておいしそう。

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　「大和市民朝市」は、大和市役所と引地台公園の２箇所で開催。両会場とも同じ店が１２〜１３店出店。野菜が主で魚屋が１店、花屋が１店といったところである。日曜日の朝とて、ジョギングスタイルの男性が多く、買い物で膨れたビニール袋を提げて帰っていく。呼び声も威勢の良い魚屋は、その場でさばいてお刺身にしてくれるのでたいそう人気だ。旬の野菜果物が中心で、価格は普段より少し安く、１００円〜１５０円の価格帯が多い。鮮度も良く、売り方も押し付けがましくないのがいい。開店から１時間あまりで品物は殆どさばけてしまうようである。

開催地：大和市下鶴間１−１−１　大和市役所
開催日：第２・４日曜日　４月〜１０月　６時から　１１月〜３月　７時から
交 　通：小田急江ノ島線鶴間駅下車徒歩約１０分
問合先：大和市農政課　046-260-5132

日曜日の朝、市役所前は朝早く賑わう	野菜が中心	魚屋はその場でさばいてくれる。

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　　「大和市民朝市」　朝霧市　引地台公園　

開催地：大和市下鶴間１−１−１　引地台公園
開催日：第１・第３日曜日　４月〜１０月　６：００〜　１１月〜３月　７：００〜
交 　通：小田急江ノ島線大和駅下車徒歩約１８分
問合先：大和市農政課　046-260-5132

採れたての野菜は１００円から１５０円、	魚屋はここでも人気	花屋

「綾瀬市民朝市」　朝一番徳の市　綾瀬市文化会館駐車場

　ここの朝市は、月１回とあってか大盛況。出店している約３０の店は焼きたてのパン、今朝作りたての豆腐、その場で作る厚焼き卵などバラエティにとみ、お客はみんな楽しそう。山のように積まれた商品は約１時間で売り切れるという。金券で買物。最初に２０００円で金券を買うと、１リットルの醤油がもらえる。勿論現金でも買える。野菜は飛ぶように売れ、その場で作って販売の卵の厚焼きは、いい匂いが漂う。コーヒー豆売り場では、熱いコーヒーサービスもある。生花売り場も大繁盛である。

飛ぶように売れる野菜	生花売り場の賑わい	コーヒー豆売り場