相模原の公園 -さがみはら百選-
座間谷戸山公園
水鳥の池 全国的にも新しい試みの都市公園。
「自然生態観察公園」として自然を極力残し、自然とのふれあいに重点が置かれている。
 総面積32ヘクタールの谷戸山公園の特徴は、起伏のある地形と県内有数の美しい森林を巧みに使い「山・谷戸・里」の3つのゾーンで構成されている。
かながわの美林50選に選ばれている。
 夏にはゲンジホタルが見られ、初冬には、渡り鳥が多く飛来する。
 湧水を生かして、さまざまな植物や、昆虫などが観察できるように設計され、米作りや雑木林の手入れなどにも参加できる公園としてつくられた。
 また公園の東口にパークセンターがあり、総合学習や公園に関するさまざまな活動について学習・発表の場となっている。エントランスホールは「谷戸山鳥ごよみ」や「谷戸山花実ごよみ」が用意され、鳥や花が月別に観察できるようになっている。また定例自然観察会などの市民参加行事の予定表も準備されている。

所在地:座間市入谷3丁目
交  通:小田急線座間駅東口徒歩10分西入り口
     小田急線相武台前駅南口徒歩15分東入り口
駐車場
各入口に有り 7:00〜18:00(冬季17:00)
問合先座間谷戸山公園管理事務所 046-257-8388

園内の木の道 二輪草の群生地 水鳥の池
所々に歩きやすい木の道がある。 貴重な二輪草の群生地。 公園の中心にある水鳥の池。
園内の道標 里山体験館 伝説の丘
公園内にはわかりよい道標があちこちに立てられている。 管理事務所を兼ねた里山体験館。 ,見晴らしのよい位置にある伝説の丘。
【山ゾーン
 クヌギ・コナラ観察林 杉・ヒノキ観察林 シラカシ観察林 昆虫の森 野鳥の原っぱ 森の学校  下草刈りや落ち葉かき、間伐などの人の手がはいることによってつくられるのが雑木林や、人口林だ。大昔このあたりはシイ・カシ林で、今ある雑木林も、手入れをしなければ長い時間をかけてシイ・カシ林に戻ってしまう

【谷戸ゾーン】
 水鳥の池 湿生生態園 わきみずの谷
 谷戸の中央は、水鳥をはじめとした野生生物が生息する「水鳥の池」がある。水鳥の池とそのまわりの樹林は人が立ち入らない場所となっている。「湿生生態園」や「わきみずの谷」にみられる植物、そこにいる生物を注意深く観察すると他の場所との違いをみつけられる。
里ゾーン
 里山体験舘 たんぼ 伝説の丘(本堂山)
 谷戸の入口部分にある「たんぼ」ではもち米を栽培して、田植え、草刈り、稲刈り、脱穀といった農作業を一年を通じて体験できる。たんぼの生き物たちを観察し、里山体験舘ではいろりを囲んでのおしゃべり、伝説の丘(本堂山)では一休みしながら座間谷戸山の歴史に思いをはせるのもよいだろう。 昔はどこでもみられた「里の風景」のなかで里山文化の実体験ができる。
参考文献:神奈川県公園リーフレット
資料提供:あった!神奈川県立座間谷戸山公園ホームページ


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