相模原の寺社・文化財 -さがみはら百選-
常泉寺
常泉寺
 宗旨は、禅宗の中の曹洞宗で、本山は福井県の永平寺、横浜の総持寺。創建は、天正16年(1588年)と言われている。御本尊様は木造の聖観世音菩薩の座像である。

 別名「お花の寺」とも呼ばれ、年中花が絶えない。3月下旬から4月中旬にかけて250本の三椏(ミツマタ)が70メートルの参道両側に、赤、黄、白の三種類の花が咲き、平地では日本一の規模である。この時期に合わせて「花浄土“みつまた”観游会」が行われる。

 また、この時期は「緋寒桜」「さんしゅう」「桃(てるてひめ)」「杏子」「かたくり」など、多種の花が咲き乱れ、寺一面が花模様になる。
 春には本堂の中に春蘭と山野草が、秋には寒蘭と山野草が展示される。
 秋のお彼岸の頃には、境内のあちらこちらに赤と白の彼岸花が咲き、華やかな雰囲気になる。特に白の彼岸花が群生するさまは珍しく、正にお花のお寺にふさわしい景観となる。
 かながわの花の名所100選

所在地:
神奈川県大和市福田2176
交  通:小田急線高座渋谷駅から徒歩約10分
問合先:常泉寺 0462-67-8789

寺に入る 寺の風景 護摩
守華代100円を払って入場する。
四季を通じて花の名所の当山へ訪れる人が多い。
境内に焚かれている護摩の煙に触る参拝者。

寺の石仏 赤と白の彼岸花 美しい白の彼岸花
参道には穏やかな表情の石仏が多数あり、訪れる人の心を和ませている。
境内のあちこちに見られる赤と白の彼岸花
美しい白の彼岸花
参考文献:常泉寺のパンフレット
資料提供:「あった!常泉寺」ホームページ


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