相模原の名所・名産・その他 -さがみはら百選-
ナンジャモンジャの木
ナンジャモンジャノ木
 寛永年間に徳川幕府の後御殿医半井驢庵が、この地に領地を賜った際に植えたハルニレと伝えられている。

 樹種がわからなかったので「ナンジャモンジャの木」と呼ばれて親しまれてきた。これは昔から種類のよく判らない木に対して言われることで、相模ではハルニレが珍しい木であることを物語っている。

 ハルニレは、ニレ科の夏緑林帯に分布する落葉高木であるが、神奈川県下ではあまり見られず、有馬のハルニレが昭和29年に
神奈川県の天然記念物に指定され、また、かながわの名木100選にも選ばれている。

樹齢推定:350年
樹高:20メートル 胸高周囲:8メートル 根回り:13.8メートル 枝張り:20メートル四方

所在地海老名市本郷3881
交  通:県道406号線沿い
問合先:文化財については海老名市役所生涯学習部文化財課 046-231-2111

ナンジャモンジャノ木
案内板
石柱
地上部3メートルのところに数人が入れるほどの大きな空洞があるが、樹勢は旺盛である。
有馬のハルニレの由来が記された石版が立てられている。
「名木なんじゃもんじゃ」と刻まれた石柱。
参考資料:現地説明板より
資料提供:「あった!ナンジャモンジャの木」ホームページ


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