相模原の名所・名産、その他 -さがみはら百選-
相模原の地酒
  相模原産の酒米「山田錦」を原料として造り上げた「相模原の地酒・てるて姫」は、相模原市内酒店の2陳列された新商品代目若手経営者グループが相模原の特産品づくりの一環として平成11年(1999年)に誕生させたもの。

  そのお酒を造る醸造先は海老名市内の蔵元で創業145酒米・山田錦年の老舗である。原料となる酒米「山田錦」は100%が相模原市内産で調達されており、名実ともに「土地のお酒」として親しまれている。

  商品名の「てるて姫」は市内横山地域に伝わる伝説にあやかって、このお酒が「相模原の地酒として伝承されて行く」ことを願ってのネーミングとのこと。

点字ラベル付きの新酒日本初の点字ラベル
  目の不自由な人にも「心で感じるお酒」を楽しんでいただこうとして始めた「俵万智短歌点字ラベル」は、日本初の試みとして話題を呼んでいる。

  また、毎年の新酒「吟醸初しぼり」のラベルには、一般から募集した短歌・俳句が付せられることになっており、その選歌は歌人の俵万智さんが行っている。

  「俵万智ラベル」が使われるようになったきっかけは、同グループの代表者が県立橋本高校生時代に教師と教え子の関係であったことによる。俵万智さんはこのことについて、「この若者たちの趣旨に共感する。お酒とともに歌を楽しんでもらえたら幸せ」とのコメントを同グループに寄せているという。




地域に根差した「丹沢ほまれ
  昭和48年(1973年)12月の初出荷以来30年の歴史を持ち、地域に深く根差した地酒として永年の固定客を持っている。

  しかし近年では消費者嗜好の変化などから清酒醸造会社の生産量は減少傾向にあり、醸造会社数も初出荷当時の管内8社から現在では5社となっている。

  なお、現在近隣地域の醸造5社から出荷されているこの他の地酒としては、「盛枡」「いづみ橋」「巌乃泉」「相模灘」「蓬来」などがある。




こだわりのオリジナル・ワイン「さがみワイン
  平成11年(1999年)10月、相模原酒販協同組合は山梨・勝沼のブトウ生産農家・醸造会社及び消費者と一体となって「相模原産ワイン」の製造・販売にこぎつけることに成功した。

  同組合がワイン造りに動き始めたのは、平成9年(1997年)である。
  相模原市内を中心に1200人を超える会員が「自分たちのブドウで造ったワイン」の製品づくりを目指して、ブドウ園の管理から収穫作業までを担っている。平成15年11月には5年目となるヌーボーが発売されることとなる。
収穫期を迎えるぶどう園
辛口・甘口の甲州ヌーボーやライトなマスカットベリーAヌーボーなどなど。 初夏の花芽摘み作業が終わると、青い房全体がふくらみを増してくる。(*) 10月中旬過ぎ、房が色づき始めてくると間もなく収穫時期を迎える。(*)

参考文献:相照会及び相模原酒販協同組合提供資料
*印写真提供:相模原酒販協同組合
資料提供:tanto's room ホームページ




  

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