相模原の教育研究・文化・スポーツ -さがみはら百選-
内水面試験場
 神奈川水産総合研究所内水面試験場の前身は、昭和17年小田原鴨宮に設置された神奈川県水産増殖指導所の淡水魚増殖部門で、平成7年4月水産総合研究所内水面試験場として相模原市大島に移転された。

 試験場の周辺には「相模川自然の村」や「上大島キャンプ場」、「相模川のアユ友釣り専用区」があり、周辺の豊かな自然環境と調和したデザインの建物である。

内水面試験場本館棟
 場内には見学コースが設置され、魚類生態実験池、大型実験水槽ではアクリルの窓を通して水槽に泳ぐ淡水魚のいろいろな行動観察ができるようになっており、内部の状況を見学できるように配慮されている。

 屋外建物・施設には、遺伝育種試験棟、生物工学試験棟、量産技術試験棟、餌料培養試験棟、希少魚保護試験室、病理生理試験室、魚類行動試験室がある。

所在地:相模原市大島3657
交  通:JR橋本駅からバス上大島行き 上大島下車 徒歩20分。
問合先:内水面試験場 042-763-6254



 内水面試験場の業務内容は、次のようである。
○ 先端技術によるアユ、ワカサギなどの量産技術開発と品種改良。
○ 湖沼河川のアユ、ワカサギなどの資源管理、環境保全の研究。
○ ミヤコタナゴなど希少魚の保護増殖や生態系復元の調査研究。

魚類生態試験池 試験棟内の大型実験水槽 水槽内で飼育されている魚
魚類生態試験池では、魚の行動や習性などについて観察している。
大型実験水槽。試験棟の目的に合わせて様々な水槽がある。
水槽内で飼育されている魚。
参考文献:場内案内板及び内水面試験場ホームページ

 

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